個人、一人ひとりに関する様々な情報を包括的に管理しようとするシステムです。企業の人事管理にとどまらず、顧客管理、会員管理、生徒管理など多くのシステムをカバーすることができます。

• 豊富な管理項目
氏名や生年月日から始まり、住所、家族、配属、役職、資格、給与履歴など多くの項目が準備されています。項目の名称はお客様の方で自由に設定変更できます。
用途が限定されていない項目も多数準備されています。既定の項目では足りない分を十分に補えます。
• すべての項目が検索対象
登録される項目はすべて検索の対象となっています。どの項目にどのようなデータを登録しても確実に該当者を見つけ出すことができます。
• 優れた機密保持機能
利用者を管理します。利用者を登録し、作業レベルを設定します。これにより管理者レベルの利用者は全てのデータにアクセスする権限が与えられ、また一般利用者が行うデータの入力や、更新、閲覧に制限を加えることができます。
作業の様子を記録します。ログ機能により、誰がいつ、どの端末からどのような作業を行ったかが随時記録されていきます。利用者の管理機能と組み合わせて、セキュリティー対策の強い味方となります。
• 自由な帳票設計
自由なレイアウトで帳票を設計し、それに基づいて印刷する機能が標準で付いています。帳票が変わる度にプログラムの修正を依頼する必要は、もう無くなりました。
• 便利な計算機能
項目同士で計算ができます。計算結果を使って更に計算ができます。計算結果は、他の項目と同様に検索対象になり、帳票設計にも利用できます。
• 日付期間の自動計算
運用のために基準日という考え方を導入しています。この基準日はコンピュータの中にあるシステム日付とは別に設定されます。これにより年齢計算や、勤続年数の計算などが任意の日付を元に算出することが可能になります。

• 個人データメンテナンス
個人のさまざまな情報を、表という単位でまとめて登録します。表は２２表あり、各表には５〜２０項目が含まれます。
• 個人の検索
条件式を作り特定の個人を選びだします。○表の△項目が□の人、という要領で条件式を組み立てていきます。条件式を組み合わせることで対象者が絞り込めます。
• 帳票設計
自由に帳票の設計ができます。登録されているすべての項目から印刷したい項目を指定し、レイアウトをしていきます。履歴書や、辞令のように１ページに一人分を印刷したり、一覧表や、宛名ラベルのように１ページに複数の人を印刷したりできます。
• 帳票印刷
帳票設計で作った帳票を印刷します。印刷可能な用紙は接続されているプリンタによります。
• 分布グラフ
年齢別、勤続年数別の人数が男女それぞれに棒グラフで表示されます。人員配置などの傾向をつかむのに役立ちます。

• 人件費の予測
金額項目に過去の給与情報が登録されていれば、計算機能と組み合わせてベースアップが発生した場合の支払額などを求めることができます。
• 勤続○年の人に賞状を授与
「基準日」を特定の日付、例えば来年の３月末などに設定します。続けて勤続年数が○年以上の人を検索します。「帳票設計」で賞状を作ります、氏名や配属先などをレイアウトしておきます。「帳票印刷」機能で検索された人を対象に印刷を行います。
• 定年退職者の予測
「基準日」を来年の３月末に設定して年齢計算を行います。続けて、年齢が例えば６５歳以上の人を検索すれば、その時点での定年退職該当者が見つかります。

• WindowsVista / XP
.NetFramework 3.5 がインストールされていること。
Zebra6 は .NetFramework 3.5 の環境で動作します。
• PostgreSQL 8.3
ネットワーク内にデータベースソフト PostgreSQL が必要です。
単独で運用する場合は、Zebra6 と PostgreSQL 8.3 Windows 版を一台の Windows コンピュータにインストールしてください。
データベースを別のマシンに設定する場合は OS は Windows ではなくても構いません。PostgreSQL 8.3 が動作する OS 例えば Linux でも Macintosh でも大丈夫です。